「先を見通した事業運営」の実践に向けて 「NTTグループコレクション2016」が西日本3会場で実施され、我々が支援する広 島県議会民主県政会の議員の皆さんと共に福岡会場に参加する機会を得た。今回の参加の 趣旨は、NTTグループが「ものづくり産業」ではなく「通信・サービス産業」として大 きく変革している中で、組合員が携わる多様な業務の内容への理解促進と同時に、地方行 政の中で経済・生活・教育・観光・医療、農業など多くの分野でのICTの利活用へのテ ンポアップを図りたいとの思いで企画したものである。実際に多くの議員が、地方創生に 関わる観光、防災、遠隔教育、医療などに強い興味を示して頂いたことは、多くの県民の 反応・期待の現れとみてもいいのではないかと感じたところである。NTT西日本として も多様なサービスのテレビCM等にみられるように、徐々にではあるもののアライアンス サービスは広がりつつあるが、今後とも、県・市町でのサービス導入に向けて取り組みを 進めることが必要ではなかろうか。現在、2016事業計画も下期に突入している中で、 ビジネス系・コンシューマ系・マイグレーションと多くの取り組みがある中で、「一つひ とつの取り組みはもとより、組合員一人ひとりが重要な役割をもっていること」を労使で 構成する経営協議会でも強調したが、労使ともに今年度だけでなく先につながる「先を見 通した事業運営」を実践するよう取り組みたい。 執行委員長 山縣 芳彦